愛知県名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで行われた同トーナメント。男子プロのツアーでも使用される同コースに女子プロは大苦戦。前日まで6オーバーでトップだった馬場ゆかりも前半だけで5オーバーと大乱調だったが、後半我慢のプレーで1オーバーにまとめ、他選手が続々脱落していく中、通算12オーバーに踏みとどまり、1打差で逃げ切った。
馬場はメジャー初優勝、これを受け公式HPにメッセージを寄せた。そこでは「やっと勝ったばい!!!」と九州弁で優勝を報告。「本当に長かったです。何度も何度も優勝争いを経験し、どんなにいいゴルフをしてもなかなか『勝ち』に届かなくて、どうやったら勝てるのか……っと今年になってもがき続けて苦しんで、まさかのまさかのメジャー制覇です」と喜びを表した。
「でもナンダカンダ、スコアも12オーバー(^^;;。今でもこんなスコアで優勝したのが信じられなくて、未だに夢をみているかのようです。それくらいコースセッティングとコンディションがハード過ぎて、自分のゴルフを取り戻すのに必死だった」と難コースに手こずったことも吐露。「本当に大変な1週間でした」としている。
母親からの“渇”も効いたようで、「お母さんからのアツいハート」にも感謝の意を表している。