ソニー、実売150万円以上のフルHD超え4Kホームシアタープロジェクター
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ソニーストアでも取り扱い、販売予定価格は1,512,000円。先行体感会を開催し、銀座・ソニーショールームは10月22日~23日、ソニーストア 大阪では11月12日~13日に予定している。
「VPL-VW1000ES」は、同社独自のハイフレームレート対応フルHDパネル「SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)」に、解像度4,096×2,160ピクセルの4K映像投影用の改良を加えた新開発4Kディスプレイデバイス「SXRD」を搭載。4Kのホームシアタープロジェクターとして世界初をうたう(10月現在、同社調べ)。
また、フルHDの映像を高精細でリアルな4K映像に変換することを可能とした新開発の「4K映像表示デバイス向けデータベース型超解像処理LSI」を装備した。レンズも新開発となる4K解像度専用設計の大口径「ARC-F(All Range Crisp Focus Lens)」レンズを採用した。3Dシンクロトランスミッター内蔵し、3Dにも対応する。
輝度は高光出力の2,000ルーメン。光量を自動制御する「アドバンスドアイリス3」技術と新開発の「4K SXRD」との組み合わせにより、100万:1の高コントラスト比を可能とした。
そのほかの特長として、広色域を「DCI(デジタルシネマ・イニシアティブ)」と同等とし、R・G・Bの各色に0.74型4K SXRDパネルを配した3板式を採用。視聴可能な距離はスクリーンの高さの1.5倍まで近づけられ、たとえば120型サイズ(16:9)の場合は約2.3m。レンズシフトにより、本体の設置場所を変えずに投写画面を上下左右に移動でき、上下方向にスクリーンの高さの80%まで、左右方向にはスクリーンの幅の31%まで動かせる。なお、カメラで撮影した4K静止画をPS3経由で投写できるアプリケーションソフトを開発中で、2012年の提供を目処にしているという。
おもな仕様として、光源用ランプは330W高圧水銀、レンズは2.1倍電動ズーム、投影サイズは60~300型(対角16:9)。インターフェースはHDMI×2/コンポーネント/ミニD-sub15ピン/TRIGGER×2/REMOTE/LANなど。本体サイズは幅520×高さ200×奥行き640mm、重さは約20kg。付属品はリモートコマンダー「RM-PJ22」/3Dメガネ「TDG-PJ1」×2/USB充電ACアダプタなど。
《加藤》
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