【CEATEC 2011(Vol.18)】リアルなシミュレーターはハンドルもペダルも無し
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ゲームではなく、本来は街の開発などに利用される非常にリアルなシミュレーターなのだが、シートが設置されているのみでハンドルやペダル類は見当たらない。実はモニター下部に設置されたセンサーから運転者に向かって赤外線を照射。運転者のジェスチャーで操作するという仕組みになっている。マイクロソフトが『Xbox 360』で導入している「Kinect(キネクト)」と似た仕組みだ。
そしてすぐに運転できるというわけではなく、システムに運転者を登録するキャリブレーションが必要となっており、これが「すぐに終わる」か「それなりの時間を要す」かは「着ている服に左右される」ようだ。赤外線を上手く反射しない服だと時間が掛かってしまう。
運転感覚は独特。ジェスチャーに合わせて高精細なコンピューターグラフィックで描かれたコースが動いていくのは素晴らしいが、「持つものも踏むものも無い」というのがこんなに不安だとは……。
【CEATEC 11】リアルなシミュレーターはハンドルもペダルも無し
《石田真一@レスポンス》
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