ICT国際見本市「Cebit 2012」が“デジタル・ドライブ”カテゴリーを追加
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Cebitは、毎年ドイツ・ハノーバーで開催されるICT分野の国際見本市だ。今年3月に開催された「Cebit 2011」には70ヵ国以上から約4,200社が出展し、約33万9000人が訪れた。2012年は3月6日から10日までの5日間開催されるが、車に搭載されるネットワークとインテリジェントモビリティーを展示する“デジタル・ドライブ”カテゴリーを追加する。ナビゲーションからUSB、Bluetooth、オーディオシステム、道路ハザード情報まで、様々な展示を公開する予定だ。
ドイツメッセ 日本担当営業部長のラインホルト・ウンミンガー(Reinhold Umminger)氏は、「フォードは自動車メーカーというよりテクノロジー企業になりつつある」(米フォード 社長兼CEOのアラン・ムラーリー氏)、「アウディは、もはやソフトウェアの企業になりつつある」(独アウディ ルパート・シュタートラー社長兼CEO)などの言葉を紹介しながら、ICTの展示会で自動車関連の展示を行うことの重要性を強調。「これからはモーターショーに加え、自動車に搭載されるICT技術を展示できるプラットフォームが必要になる」と話した。
「Cebit 2011」と時期を同じくして、世界5大モーターショウのひとつ「ジュネーブモーターショウ」も2012年3月8日から18日の会期で開催予定となっている。氏はジュネーブモーターショウが、デザイン、サービス、歴史にフォーカスした展示会であるのに対し、「Cebit 2012」(デジタル・ドライブ)はICTとデジタル・ライフスタイル、次世代コネクテッドカーなどターゲットが異なる点を説明した。「Cebit 2011」の“デジタル・ドライブ”では屋外実演エリアを設け、最新製品やソリューションの実演、テストドライブを行うことができるという。
2012年の規模感についてウンミンガー氏は「欧州の経済が低迷している。2012年は今年の同じくらいの出展社数、来場者数を見込んでいる」と話している。
《RBB TODAY》
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