日本IBM、小型エントリー・サーバ「IBM System x3100 M4」発表
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「IBM System x3100 M4」は、IBMのx86サーバのラインアップにおいて、最小サイズかつ最安値となるサーバ。従来のタワー型x86サーバ(x3200 M3)と比較して、容積が約40%小さく、25%低価格となっている。最小構成価格は、6万6000円(税別)で、災害対策向けのデータ・バックアップに有益なテープ・ドライブを内蔵することも可能。
オペレーティング・システムに依存することなく稼働する、管理専用プロセッサーを標準搭載。起動時の外部からの不正アクセスを防ぐセキュリティー機能や障害予知機能「Predictive Failure Analysis(PFA)」などにも対応する。また、IBMのx86サーバのラインアップで初めて、障害時の各種データをワンクリックで取得しWebブラウザーで表示できる機能「FFDC」(First Failure Data Capture)を搭載した。また、遠隔地からネットワーク経由で電源制御や稼働・障害情報を取得することもできる。障害発生時には、その発生個所をLEDで示す「診断LED」を搭載しており、障害時の迅速な対応を可能にした。故障時には、納品後1年以内であれば無償で、24時間365日、設置場所にて日本IBMが修理を行う。
《冨岡晶》
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