イーフロンティア、自宅テレビの映像をスマホやタブレットで見られるSlingbox PRO-HDを実演
IT・デジタル
テレビ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
東芝、11万円台からの地デジ・Blu-ray搭載15.6型液晶AVノートを3機種
-
デル、23型液晶一体型「Inspiron One 2320」……地デジチューナー搭載にも対応

本機は、開発元の米国Sling Media社からの販売ライセンスの供与を受け、日本語化やPSEマークの取得などのローカライズはイーフロンティアがおこない、2011年6月から国内量販店での販売をスタートした。
Slingbox PRO-HDは、自宅のテレビをインターネット回線経由でPCやスマートフォン、タブレットなどに転送することができる、一種のセットトップボックス(STB)。1080iのフルハイビジョンに対応していることも特徴のひとつだ。地デジチューナー/レコーダーにケーブル接続し、合わせてインターネットに接続しているLANケーブルをつなぐことで、端末側で視聴が可能になる。ただしSlingbox PRO-HD1台につき1端末でのみ視聴が可能で、複数端末による同時転送は不可能だ。
視聴方法はPCはブラウザから、モバイル端末は専用アプリ「SlingPlayer Mobile」(iOS/Android)からとなる。モバイル用アプリはiOS/Android向けともに2600円だ。
PC向けのブラウザメニューやAndroid版アプリでは、Slingboxに接続しているレコーダーのリモコンのが画面上に表示されるので、自宅のテレビを操作している感覚で利用できる。
同社事業戦略室の橋本健志氏によると、「自宅の地デジテレビを、PCが置いてある書斎や出先でも見たい、というニーズが中心。他社にも類似製品があるが、当社はフルハイビジョン表示や、2年間の保証など画質・品質面で訴求している」と説明する。
デモンストレーションでは無線LANによる映像だったが、3Gの無線LANルータなどでも電波状態が良好であればストレスなく見られるということだ。外出先でスマートフォンやタブレットでの利用も想定よりも多いといい、「モバイル端末向けのビューアは有料アプリだが、Slingbox PRO-HD購入者のうち、相当数がモバイルでも利用していると見られる。今後は高速通信に対応したハイスペックなスマートフォンやタブレットが数多く発売されるので、さらなる普及に期待したい」とコメントした。
《RBB TODAY》
特集
この記事の写真
/