PCでネット動画を見る人は5割超、携帯/スマホで2割超……電通総研と東大調べ
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調査期間は6月17日~27日で、東京都23区内在住の13才から69才までの生活者、計600人から回答を得た(10代~60代まで、それぞれ男女50名ずつ)。それによると、PCネット経由では、すでに5割の人がネット動画を見ることがある(「よく見る」+「たまに見る」計)ことが判明した。特に10代においては、8割もがPCのネット動画を見ていた。
さらにモバイル端末においても、2割を超える人がネット動画を見ることがあることが判明した。特にその傾向は20代において高く、46.0%が見るという結果だった。今後さらにモバイルでの視聴シーンが拡大してゆく可能性も考える。
一方で、ネット視聴でなく、「コンテンツをパッケージで購入してみる視聴スタイル」に関しては、「気に入ったテレビドラマや映画は、市販のDVDソフトで購入して揃えたい(コレクションとして所蔵したい)と思う」という項目において、「そう思う」と答えた人の割合が30代で43.0%ともっとも高く、次いで10代・20代の若年層で高いという結果になった。
さらに今回の調査では、「コレクション志向」以外にもオーディエンスの動画コンテンツに対するメンタリティー(心理性向)に関しても調査。元はひと続きの動画であったものが5分や10分などの短いコマ切れのパートに分割されて提供される形式も現れ始めているが、こういった好きな部分だけでも見ることのできる「短く分割された動画コンテンツ」について聞いた質問では、10代から30代で4割以上が「魅力的である」と回答した。また動画の中身(タイプ)に関する分析結果では、「友人や知人と話題にして盛り上がったりできるタイプのテレビ番組が好きだ」という項目において、10代と20代では7割を超える人が「そう思う」という結果になった。
《冨岡晶》
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