NEC、スケーラブルHAサーバを強化……高可用性ソフト「CLUSTERPRO」との連携を強化
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これら新製品では、NEC独自開発の運用管理チップ「EXPRESSSCOPE(エクスプレススコープ)エンジンSP2」を搭載するとともに、高可用性ソフトウェア「CLUSTERPRO(クラスタープロ)」との連携が強化された。運用管理チップがハードウェア障害(温度・電源異常など)の予兆を検知し、自律的に直接「CLUSTERPRO」に通知することにより、高速かつ安全にフェイルオーバー(代替機への切り替え)することが可能となった。なおこの機能は、Express5800シリーズとしては初の搭載となる。障害時のシステム停止時間は従来比70%以上短縮できる見込み。
また、運用管理チップ「EXPRESSSCOPEエンジンSP2」間の通信もハートビート(定期的にサーバ同士で生存確認を行う仕組み)として設定可能となっており、システムの可用性が向上している。
4wayモデル「Express5800/A1040a」は、内蔵RAIDカードを2枚搭載することで、システム起動ディスクの接続インターフェイスを冗長化。内蔵ハードディスクを12台まで拡張できる。一方「Express5800/A1080a-S」「Express5800/A1080a-D」「Express5800/A1080a-E」の各長期保守対応モデル(今回発売)では、最大10年の長期保守を実現した。価格は「Express5800/A1040a」が1,460,000円~、「Express5800/A1080a-S」が3,015,100円~など。
《冨岡晶》
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