【ITS世界会議11】VICSセンターがプローブ情報の送信を準備中?
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取材時に説明員が語った内容は以下の通り。
現在整備が進んでいるITSスポットはETCと同じ仕組みのDSRCを使っているが、現行システムの光/電波ビーコンに比べて大容量通信が高速で行える。これを活かしてそう遠くない将来、VICSセンターはプローブ情報までもサポートしていく準備を進めている。自動車メーカーがそれぞれに運用しているプローブ情報をVICSセンターがひとまとめにする仲介役も担っていきたい。光ビーコンを使ったDSSS導入の動きに対しては、VICSセンターとは直接関わりがないため、コメントする立場にはない。ただ、ITSスポットへの一本化を目指しているVICSセンターとは逆行するシステムと判断している。
ところで、VICSセンターの展示は、「ITSスポット」「VICS」「DSSS」の3つの体験シミュレーターを中心に、それぞれの設置場所をイメージ化した模型、それにリアルタイムのVICS情報の表示で構成されていた。シミュレーターとは言っても、ハンドルやシフト操作をすることで解説ビデオがスタートする単純なものだが、簡潔なわかりやすい内容となっていた。
《会田肇@レスポンス》
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