国内PC出荷台数はプラス成長、9月単月と2011年度の第2四半期・上半期実績……JEITA調べ
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9月の出荷台数合計は108万9千台で前年同月比106.5%、出荷金額合計は767億円で同86.2%。内訳を出荷台数/前年同月比・出荷金額/前年同月比で示すと、デスクトップPCは32万8千台/91.4%・236億円/73.7%で、液晶一体型(オールインワン)が15万5千台/108.5%・145億円/85.8%、セパレート(単体)が17万3千台/80.1%・91億円/60.2%。
ノートPCは76万1千台/114.6%・767億円/86.2%で、モバイルノートが13万1千台/105.4%・123億円/100%、A4型が63万台/116.7%・408億円/91.3%となった。
地デジチューナー内蔵PCは、出荷台数が11万2千台で前年同月比が123.6%。内訳として出荷台数/前年同月比は、デスクトップPCが8万8千台/129.7%、ノートPCが2万5千台/105.8%となっている。
PC市場全体として、出荷台数は前年比プラスとなったものの金額ベースではマイナスで、特にセパレートタイプのデスクトップPCが落ち込んでいる状況。地デジチューナー内蔵PCは3ヵ月連続で前年比プラスを記録し、2ヵ月連続で120%超の伸びを示した。
今回は同時に、2011年度の四半期と半期の実績も発表した。7~9月の第2四半期は、出荷台数が285万3千台で前年比112.4%、そのうちデスクトップPCが86万6千台で同99.5%、ノートPCが198万7千台で同119.2%であった。出荷金額は2,187億円で同97.4%となっている。4~6月の第1四半期は、出荷台数が256万6千台で前年比105.1%、出荷金額が2,168億円で同96.1%であったため、第1から第2にかけて出荷金額はほぼ横ばいであるものの、台数ベースでは右肩上がりに伸びた。
4~9月の上半期では、出荷台数が541万9千台で前年比108.8%、そのうちデスクトップが163万6千台で同102.4%、ノートPCが378万3千台で同111.9%。出荷金額は4,356億円で同96.8%となった。
《加藤》
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