富士通、世界で初めて最新XBRL仕様に対応したソフト「Interstage XWand V12」発売
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XBRLは、日本の金融庁や東京証券取引所、米国証券取引委員会(米SEC)での採用に続き、今年度からは英国の税務機関や企業登録機関で義務化、カナダの金融機関でも義務化が予定されるなど、さまざまな国や監督機関で利用されている言語。
「Interstage XWand V12」は、XBRLデータを検証するための最新仕様「Formula拡張仕様」に加え、「タクソノミー」(勘定科目辞書)の改版履歴を管理する「Versioning仕様」に世界で初めて対応したのが特長。国ごとに異なる最新検証ルールや、標準仕様ではカバーしきれないタクソノミーやInline XBRLデータの内容を独自の技術で検証可能とした(米SEC提出向け検証では、本機能により全ルールの60%を自動化)。これにより、旧年度のデータを自動的に最新科目に変換できるなど、利便性が向上した。また中小企業・個人事業主などでもXBRL作成への要求が増してきたことから、新たにブラウザでのフォーム入力により容易にXBRLを作成する機能を提供する。
「Interstage XWand」シリーズは、EDINETシステム、東京証券取引所のTDnetをはじめ、世界27ヶ国、約100の機関や企業で採用されている。価格は実行環境用ソフトウェア「Interstage XWand Runtime V12」が300万円(20ユーザー)より。開発用ソフトウェア「Interstage XWand Application Developer V12」が50万円より。XBRLツールキット「Interstage XWand Toolkit V12」が30万円より。
《冨岡晶》
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