富士通、ディスクアレイ上位機種「ETERNUS DX8000 series」のラインナップを一新
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新モデルとなる「ETERNUS DX8100 S2」および「ETERNUS DX8700 S2」は、大規模なストレージ統合やビッグデータ活用を可能にする大容量ディスクアレイ。メインフレームとオープンシステムの両方に対応しており、世界最大クラスの記憶容量である4.6ペタバイトの拡張性を備えている。また、従来比最大3倍の大幅なスループット性能の向上を実現した。新たに高速な10ギガビット(Gbit)/s FCoE、10Gbit/s iSCSIをサポートした。
また、2.5インチディスクドライブや高効率な電源供給モジュールの採用などにより、従来比53%減の大幅な省電力化を実現した。従来より定評のあるMAID技術を応用したエコモードで、未使用ディスクの回転を停止することで、さらなる省電力運用も可能。ストレージ管理ソフトウェア「ETERNUS SF」をあわせて利用することで、エコモードの管理や消費電力・温度の監視ができる。さらに「ETERNUS SF V15」と連携し、ストレージシステム内においてデータの利用頻度や特性に応じた最適なデータ配置を実現する“ストレージ自動階層制御機能”も提供する。
「ETERNUS DX S2 series」は、設置場所が離れたモデル間でリモートでのデータ転送が可能なため、災害対策のためのデータのバックアップなどに有効とのこと。価格はETERNUS DX8100 S2が2,119万2,000円から、ETERNUS DX8700 S2が3,287万円から。いずれも2012年1月31日より出荷する。
《冨岡晶》
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