【サイクルモード11】サイクリスト待望のペダル内蔵パワーメーター GARMIN Vectorが登場
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GARMINが発売を予定している「Vector」では、クランクへ取り付ける軸の中に、パワーを測定するための歪みセンサーが取り付けられている。センサーからの情報は無線を使って、Edge800Jへ送られ、ワット数から左右のパワーバランスなどを確認することができる。
国内でGARMIN製品を取り扱ういいよねっとの田中徳光氏は、Vectorについて「今までのパワー計ではワット数だけを計るといったものが多かったのですが、今回、ペダル内蔵型のパワー計とすることで、左右それぞれのパワーバランスを確認することができ、これにより、片方の足にだけ力が入ってしまうことがないよう、左右のバランスを確認しながらトレーニングすることができます」と説明した。
また、Vectorは他のGARMIN製品同様、プロユースにも対応するべく軽さを追求したモデルとなっている。
田中氏は「通常のパワー計というのは、リアハブに取り付けて重量も重くなってしまうものでしたが、Vectorでは片方で178gと、通常のペダルと大差ないものに仕上がっています。取り付けに関しても、レンチで簡単にできますし、ほかの車両への移し替えも容易になっています」と製品の特徴を述べた。
Vectorの対応機種については、「製品発売時には、サイクルコンピューターEdge800Jに専用のソフトをインストールすることで、左右のパワーバランスを表示できるようにするアップデートも予定しています」(田中氏)と、既存のユーザーにとっても待望の商品となりそうだ。
《椿山和雄@レスポンス》
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