法人向けクライアント仮想化端末、2015年には38.4%まで拡大……IDC調べ
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クライアント仮想化、2011年の国内導入率は10.7%…IDC調べ

それによると、2011年の国内クライアント仮想化ソリューション市場は前年比30.1%増の2,463億円規模となり、2015年には6,754億円まで拡大すると見られている。予測では、2010年~2015年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は29.0%で推移するとのこと。
一方、国内クライアント仮想化ソフトウェア市場の2011年上半期における出荷ライセンス数は、前年同期比24.0%増の44万6,725ライセンスだった。2011年通期では前年比25.7%増の92万8,268ライセンス、2015年には254万4,858ライセンスまで増加するとIDCでは予測している。特にデスクトップ仮想化の同期間におけるCAGRは63.9%と高い成長率で推移し、2015年にはクライアント仮想化のなかで45.0%の割合を占めると見られている。
2011年法人向けクライアント端末における仮想化率は16.5%。2015年には38.4%まで到達すると予測された。同レポートでは、2011年下半期からは事業継続性/災害対策および在宅勤務などワークスタイルの変革の需要を受け、法人向けクライアント環境における仮想化の実装は高まっていくと推測している。
《冨岡晶》
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