企業Webユーザビリティランキング、1位は2年連続で「JX日鉱日石エネルギー」……トライベック調べ
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この調査では、同社のユーザビリティ診断プログラムを用いて、「アクセス性」「サイト全体の明快性」「ナビゲーションの使いやすさ」「コンテンツの適切性」「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全96項目について評価を行った。
その結果、スコア平均は昨年の78.44点から、80.19点と増加。80点以上のスコアを出した企業は、昨年の72社から83社へと増加していることが明らかとなった。また対象150社のうち、約50%がフルリニューアルまたは一部リニューアルを実施していた。スマートフォン(iPhone、Android携帯)、タブレット端末(iPadなど)すべてに最適なWebサイトを用いて発信している企業は18%だった。なかでも金融業界の対応が進んでおり、10社中6社と半数を上回った。ソーシャルメディアを有効活用するだけでなく、自社の企業サイトから適切
に誘導できている企業は15%程度に留まった。
ランキング1位は、2年連続で「JX日鉱日石エネルギー」。昨年は、経営統合という流れのなかで両社のコンテンツを統合するに留まらず、ユーザビリティにおいて高スコアを取っていたが、今年度はそれに加え、「マルチデバイス対応」「ソーシャルメディア対応」の項目においても高いスコアを獲得した。以降、2位「エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)」、3位「中部電力」、4位「大塚商会」、5位「野村證券」が続いた。いずれの企業もスコア90点以上となっており高い水準のサイトばかりだったとのこと。
《冨岡晶》
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