9日に行われた発表会では、NEC パーソナルソリューション販売推進本部長 岡田靖彦氏が「LifeTouch開発のこだわり」と新端末「LifeTouch B」の特徴についてプレゼン。
岡田氏は、LifeTouchのコンセプトとして「パソコンでもない、ケータイでもない形で新しいインターネットの利用スタイルを提供していく」ことがあると述べる。そしてLifeTouchシリーズの開発に当たっては「人に優しいデザイン」「リッチな表現とモビリティ」「サービス、機能の拡張性」という3点について特にこだわってきたと説明する。
そして、これまでのラインナップである1シートタブレットタイプの「LifeTouch」、ブック型2画面タイプの「LifeTouch W」、ラップトップPC型「LifeTouch NOTE」の3製品に加えて、ビジネス用途にフォーカスした機能・デザインを採用した「LifeTouch B」を新たに投入し、LifeTouch活用のフィールをさらに広げていくとする。
LifeTouch Bは基本的にビジネス向けではあるが、NECとしてはBtoBtoC向けにカスタマイズするSI的なサービス・対応も行っていくとのことで、すでにCATVや住宅メーカー向けのHEMS(Home Energy Management System)表示端末としての利用を交渉中だという。
「同社ではLifeTouchシリーズ全体で2012年度に100万台の販売を目指す」(岡田氏)としており、プレゼンテーションの資料では、2012年度以降にはさらなる新機種の登場も予告された。