インテル、トヨタ自動車と次世代車載情報通信システムの共同研究を開始
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車載情報通信システムは、スマートフォンやタブレット端末に続いて、急速な成長が見込まれる分野となっている。インテルとトヨタは、運転手や同乗者が使い慣れている最新の家電機器と同様の操作感を、自動車の利用モデルへと応用する研究で協力するとしている。両社は、画面タッチ、ジェスチャーや音声技術などを含むユーザー・インターフェイスの研究に注力。運転手の負担を減らす直観的な方法で、先進技術を統合することを目指すという。インテルはまた、インテルAtomプロセッサー・ファミリーの性能を利用し、新しい機能やサービスの最適化を進める。
トヨタ自動車 第1電子開発部 主査 村田 賢一氏は「トヨタは、本年3月に発表した“トヨタグローバルビジョン”において、今後“車や住宅と情報通信との融合”を図り、未来のモビリティー社会をリードすると表明しました。この実現に向けて、車載情報通信システムでのユーザー体験について、トヨタはインテルとともにITを活用したイノベーションを起こしていきたいと考えています」と述べています。
《冨岡晶》
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