映像の共有にはUstreamを活用し、パスワード機能を利用して一部の団体にのみ固定網や3G回線での映像除法共有を実現している。
すでにこのシステムは大阪の市で運用されているとのことで、現状は観光用途として使われていると言うが、万一の非常時に映像を配信できる仕組みをすでに整えているという。設備としては録画装置などの他に配信用のトランスコーダーを揃える程度で、Ustreamのサービスを利用することで低廉なコストで映像の共有が可能だ。
NECとしては防災以外にも流通・製造ラインの構内監視・品質情報の共有や、道路・駅舎の混雑状況の提供など幅広く活用できると見込んでいる。