日立製作所、クラウド事業を強化……ビッグデータや社会インフラに対応した新サービスを投入
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
具体的には、日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のサービス基盤として、ビッグデータの収集・蓄積・検索・分析機能をもつ「データ利活用環境」と、社会インフラシステムの運用に関わる情報の分析・知識化処理と制御システムを連携できる「情報制御連携環境」を新たに整備し、サービスメニューとして「ビッグデータ利活用サービス」と「スマートインフラサービス」を追加した。
「ビッグデータ利活用サービス」は、企業活動の様々な現場で生成される多量のログデータ、M2M関連データ、コンテンツといったビッグデータの収集・蓄積・検索・分析を行い、企業活動に活かしていくためのサービス。一方、「スマートインフラサービス」は、社会インフラを制御するシステム(制御システム)の運用に際して発生する多量の運用データをシミュレーションなどによって分析し、その結果を制御システムにフィードバックすることで、さまざまなインフラサービスにおける需要と供給の調整を行うためのサービス。
日立は、2009年6月にクラウドソリューション「HarmoniousCloud」を体系化して以来、「社会イノベーション事業」を中心に事業のグローバル展開を加速しており、今後もクラウドソリューションをグローバルに展開、2015年度に5,000億円規模の売上高を目指すとしている。
《冨岡晶》
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