グーグル、「Google年間検索ランキング2011」を発表……急上昇ワードは5位まですべて震災関係
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「総合ランキング」は、例年どおり「Yahoo(昨年2位)」「YouTube(昨年1位)」「mixi(昨年4位)」「Facebook(昨年3位)」などの、ネットサービスが上位を独占。昨年5位だった「hotmail」がトップ10圏外となる代わりに、9位および10位に「ニコニコ」「翻訳」がランクインした。
そして世相を反映する「急上昇ワード」では、東日本大震災の影響を受け、1位「地震」となったほか、2位「停電」、3位「放射能」、4位「原発」、5位「東京電力」と、トップ5すべてを震災関連が占めた。ちなみに、総合ランキングでは、“ニュース”1位「汚染水」、“ハウツー/方法”1位「ガス 復旧」、“企業名”1位「東京電力」などとなり、やはり地震の影響が色濃く影を落としている。急上昇ワードでは、“○○とは”1位が「Google+」、2位「iCloud」とIT関連用語が入ったが、3位は「セシウム」、4位は「ベクレル」となっている。総合ニュースでは、震災関連以外では、台風12号(4位)、新燃岳(8位)、タイ 洪水(9位)といった自然災害がランクインした。
地域別の検索語ランキングでは、岩手・宮城・福島で震災関連のキーワードが数多くランクインしたが、その他地方では、イベント名、ご当地を舞台にしたテレビ番組名、建造物などがほとんどを占めており、意識差が浮き彫りとなっている。
グーグルではランキングサイトを開設。今年Googleでもっとも検索されたワードや、検索ボリュームが急上昇した話題のワードをカテゴリ別に紹介している。2001年以降の過去のランキングも閲覧可能。
《冨岡晶》
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