家庭での読み聞かせ、83.2%が1歳までにスタート…ミーテ調べ
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同調査は、全国のミーテ会員を対象に家庭での読み聞かせWebアンケートを実施。調査期間は9月1日〜14日、回答件数は1,690件。
「お子様が何歳から読み聞かせをはじめましたか」という質問では、「胎教から」(16.3%)、「生後〜6ヵ月から」(45.5%)、「7ヵ月〜1歳」(21.4%)となり、83.2%が1歳までに読み聞かせをスタートしている。
読み聞かせを子育てに取り入れ、継続的に楽しむためには、「読み聞かせ方」や「環境」の工夫、読み手である「ママ・パパの意識」の3点のポイントがあることがわかった。
読み聞かせ方の工夫としては、「できるだけ子どもが理解できる話し方にして、興味を示したところでは時間をかけて子どもの言葉に耳を傾けながら読んであげている」(3歳1ヵ月 男の子のママ)、環境面での工夫では、「読む時間帯に合わせて絵本を選んでいます。就寝時は眠りを誘う内容の本、食事前なら食べる内容の本といったかんじです」(4歳3ヵ月 男の子のママ)という意見が挙げられている。また、「子どものペースに合わせ、ストーリーよりも子どもとのコミュニケーションツールとして絵本を活用しています」(1歳3ヵ月 男の子のママ)、「長く続けることが大事だと思うので、自分の負担にならないようにしています」(4歳3ヵ月 女の子のママ)といった親の意識もポイントとして挙げられている。
読み聞かせの頻度については、「ほぼ毎日」(57.0%)、「週に数回」(27.5%)、「月に数回」(11.8%)となった。読み聞かせの1日の平均冊数は「1冊」(28.8%)、「2〜4冊」(52.6%)、「5〜10冊」(10.1%)、「11〜20冊」(2.0%)となっている。
読み聞かせの目的についての質問では、「子どもの心を育てたいので」(93.2%)、「絵本からいろいろな世界を知ってほしいので」(92.3%)となっている。また、読み聞かせをしてよかったこととしては「子どもの成長に気づく機会が増えた」(85.7%)、「親子のふれあいやコミュニケーションが深まった」(92.2%)という回答が多かった。
《前田 有香》
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