セールスフォース、ソーシャルマーケティングツール群「Radian6 Social Marketing Cloud」を発表
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Radian6 Social Marketing Cloudの「Social Monitoring」機能では、Facebook、Twitter、YouTube、LinkedIn、ブログなど、1億5,000万にわたるソーシャルメディアにおいて、企業のブランドや製品、業界などについての会話をモニタリングし、マーケティングに活かすことができる。トルコ語とポーランド語を含む17カ国語をサポートする。
「Social Insights」機能では、インテリジェントなダッシュボードと高度な分析機能によって、企業はノイズをフィルタリングして有用な会話を抽出し、マーケティングキャンペーン分析を実行できる。人口統計、影響、ジオロケーション(位置)、センチメント(感情)、トピック分類など、これまで以上に幅広い情報を会話情報に付加したものとなっている。
「Social Engagement」機能では、TwitterやFacebook、その他のソーシャルチャネルを含め、会話が交わされているその場で直接ユーザとコミュニケーションを図ることができる。サードパーティからのデータを取り込み補足することも可能。TwitterからのトレンディングトピックやBit.ly統計情報などをチェック可能。
「Social Workflow」機能では、「Radian6 Social Hub」により、ソーシャルメディアで交わされている膨大な量の会話を整理し、顧客のソーシャルプロファイル情報を自動的に取り込み、ユーザの好みに合わせて適切なキャンペーンを構築できる。
「Social Websites」機能では、豊富なソーシャル機能を提供するWebサイトを迅速かつ簡単に構築することができる。専用ツール「Siteforce」により、マーケターはIT部門の助けを借りることなく、ピクセルレベルで完璧なWebサイトを構築、変更、公開できるという。
Salesforce Radian6は、すでに一般提供が開始されており、基本料金は、展開環境あたり月額600米ドル。Radian6 Social Hubは限定リリースを提供中で、現在のところ一般提供は2012年はじめに開始の予定。基本料金は、展開環境あたり月額1,200米ドルの予定。Social Insightsパートナーソリューションの価格は個別の設定で、基本料金は月額60米ドル。APIの基本料金は、展開環境あたり年額5,000米ドル。Siteforceは、料金はサイトお
よびWebサイト開発者ユーザあたりの設定で、1サイト、2コントリビュータユーザ、2パブリッシャユーザ単位、年額9,900米ドルで提供される(2011年末まで)。
《冨岡晶》
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