パナソニック、3D対応マイクロ一眼「LUMIX DMC-GH2」を12項目でアップデート
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今回のファームウェアをダウンロードすることで、12項目の機能追加・強化に対応する。まず、ISO 1,600以上の高感度撮影時でのノイズを改善。1点AF/顔認識AF時のAFエリア設定範囲をフルエリアに拡大したほか、オートブラケット撮影時の連写速度を改善したことで最大設定枚数7枚での高速撮影を可能とした。
連写撮影時の連続撮影コマ数を向上し、逆光時のストロボ調光精度を改善して背景の白飛びを抑制。動画撮影中のAF時に発生するウォブリング動作をチューニングし、動画AF時のふわふわ感をさらに軽減した。操作性では、ピント合わせ後のレリーズをより素早くする「半押しレリーズ」機能を搭載。バッテリ残量が不足した際の音量を「電子音音量」の設定に連動させた。
追加機能として、クリエイティブ動画モードにAVCHDフルHD動画撮影を可能とした「高ビットレート動画モード」を搭載。電動ズームレンズ装着時の新機能で、晶画面でズーム位置を確認できる「焦点距離表示」、決められた各焦点距離までズームする「ステップズーム」などを装備。さらに、誤操作を防止できる「タッチパネル」操作を禁止する機能を追加。EXテレコン機能を静止画・動画個別に設定できるようにした。
「LUMIX DMC-GH2」に付属するソフト「PHOTOfunSTUDIO 6.0 BD Edition」では、今回追加された「高ビットレート動画モード」に対応する。
ファームウェアのダウンロードは同社の専用サイトから行ない、パソコンにダウンロードしたアップデートプログラムをSDカードに保存。それをカメラボディのSDカードスロットに差し込む流れとなる。
《加藤》
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