NEC、EV用急速充電器を事業者向けに販売開始……クラウド対応で遠隔監視などが可能
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
従来の充電器は、事業者が遠隔で利用状況を監視したり、運用保守を行う機能が実装されていないため、事業者が常駐する敷地内に充電器を設置して運用するのが一般的となっている。そのため、充電器の設置場所が限定されていた。
今回NECが発表した製品およびサービスは、充電器とクラウドサービスを連携させることで、これらの状況を改善するためのものとなっている。グループ会社である高砂製作所製の充電器をベースに、クラウド対応機能を追加、充電サービスの対応機能も実装した充電器を発売する。また充電器を設置して運用する事業者に対し、充電器の運用支援および充電器の利用促進を支援するサービスを提供する。クラウドプラットフォームとしては、NECの「RIACUBE-V」を利用する。
サービスは、遠隔制御(エネルギーマネジメント)サービス、遠隔監視サービス、会員認証サービス、利用状況管理サービス、位置情報・利用状況の配信サービス、充電完了通知サービス、運用・保守サービスなどで構成される。また今後電子マネーによる課金サービスなども提供していく予定。
《冨岡晶》
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