NTTデータ ジェトロニクス、SaaS型モバイル端末管理サービスを提供開始
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同サービスでは、Absolute社のMDM製品「Absolute Manage MDM 6.0」を採用しており、iPhone/iPad等のiOSデバイスとAndroidデバイスを統一的に管理することができる。資産管理機能では、端末のシリアル番号、MACアドレス、インストール済みアプリケーション、電話番号などを含む67種類以上の端末情報を一元管理でき、情報漏えいリスクにつながる不正なJailbreakやroot化を検出することも可能。個々の端末に対する遠隔操作により、端末の状態監視、リモートロック、リモートワイプ(情報の消去)、パスワードのリセット、地図上での端末追跡などのセキュリティタスクと管理タスクを実行することができる。また、社内で作成したアプリケーションや構成プロファイルの一斉配布も可能だ。
同サービスは、NTTデータ ジェトロニクスが管理するサーバによるSaaS型サービスとして提供されるため、ユーザーの自社内にMDMサーバを設置する必要がなく、小規模な導入から大規模な端末展開まで必要に応じて利用可能で、システムの導入やメンテナンスに関わる時間とコストを大幅に削減できる。同社は、モバイル端末導入時の初期設定サービスや故障等の際のヘルプデスクサービスの提供も予定しており、スマートフォン/タブレット端末の導入から運用までをワンストップでサポートする。
販売価格は、 初期導入サービス料56,000円。MDM SaaSクライアントライセンス(年間)が1デバイスあたり1,800円。MDM SaaSサービス基本利用料(年間)が999デバイスまでは240,000円となっている(料金は全て税別)。利用にあたり、管理端末としてPC(Windows XP以上、Mac OS X10.5以上)が1台必要となる。
なお、12月15日から12月28日まで、同サービスの無償トライアルキャンペーンを開催。期間中に申し込みを行ったユーザーは、先着順でSaaSデモ環境を利用したモバイル端末管理サービスを無償で試すことができる。
《白石 雄太》
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