KDDI、ARの日常化を目指す新ブランド「SATCH」立ち上げ……開発環境をオープン化
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「SATCH」は、「(情報を)察知する」「サッと(ケータイを)かざしてチェックする」という意味から付けられたブランド名。ARを生活ツールへと進化させ、より日常に溶け込んだ世界を目指すとしている。
また、仏トータルイマージョン社の画像認識技術を用いたモバイル向けARソフトウェア開発キット「SATCH SDK」を15日より無償で提供する。開発者向けWebサイト「SATCH Developers」よりダウンロード可能。「SATCH SDK」は、トータルイマージョンが持つ画像認識エンジン「D'fusion」を活用しており、2次元バーコードなどのマーカーを使わずに画像を直接読み取ることができる。各企業やアプリケーションプロバイダは、「SATCH SDK」を利用することで、オープンな開発環境でモバイル向けARアプリケーションを制作できる。またARアプリケーションをau one Marketに登録することにより、ARを取り入れた新たな企業プロモーションやサービスを展開可能。
すでに、江崎グリコ、サントリー酒類、森永製菓等の企業、団体が「SATCH SDK」を採用したARアプリケーションを制作しており、今後公開する予定となっている。またKDDIでは今後、「SATCH SDK」で開発されたモバイルARアプリケーションを紹介するポータル機能、ARアプリケーションの再生機能を搭載したARブラウザ「SATCH VIEWER」(仮称)の提供を予定している。
《冨岡晶》
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