日立、ネットワークストレージサーバ「HA8000/NS10内蔵UPSモデル」販売開始
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「HA8000/NS10内蔵UPSモデル」は、タワータイプのサーバ筐体内にUPSを内蔵することで、ネットワークストレージサーバと、事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)対応で需要の高まるUPSを同時に容易かつ省スペースで導入することを可能にした製品。中小規模のファイル共有およびバックアップ用途向けとなっている。
「HA8000/NS10内蔵UPSモデル」は、専用のUPS管理ソフトウェアをあらかじめインストールしてあり、さらに、管理ソフトウェアの標準設定値が入力済みであるため、簡単にUPS機能を使用できる。専用のUPS管理ソフトウェアは、停電発生時のシステム保護設定や、電源オン/オフのスケジュール運転設定などを、シンプルな画面表示で設定可能なため、情報システム管理部門を設置していない小規模な企業や、システム管理者が不在の支社・営業所などのオフィスでも、簡単にUPSの運用管理を行うことができるという。
また、「HA8000/NS10」にUPSを別途外付けした場合と比較して、設置スペースを約32%削減できるとのこと。店舗や小規模オフィスなど、IT機器の設置場所が広く取れない環境での導入や、オフィスの省スペース化などのニーズに対応する。さらに、UPSを内蔵していることにより、内蔵しているRAIDコントローラのライトキャッシュ設定を常時オンに設定できるため、ライトキャッシュ設定をオフに設定した場合と比較して、ファイル書き込み性能がファイル共有用途時で約5倍、バックアップ用途時で約3倍に向上したとのこと。
「HA8000/NS10内蔵UPSモデル」の価格は449,400円~(税込)、12月28日より出荷を開始する。
《池本淳》
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