ポール・マッカートニー、カバー曲を集めたアルバムを来年発売
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このアルバムにはアメリカ人作曲家の名曲のカバーに加え、ポールが曲を書くきっかけになったエリック・クラプトンとスティーヴィー・ワンダーからの新曲2曲が収録される。「作曲を始めた時に、これらの曲がいかに上手く構成されているかっていうことに気がついて、そこからたくさん学んだと思うよ」。「フレッド・アステアみたいなアーティストはいつもすっごくカッコイイと思っていたんだ。ハロルド・アーレン、コール・ポーターみたいな作曲家の曲は魔法のようだ。それから僕自身もソングライターとして、そういう作曲家の作曲方法は素晴らしいと思ったね」。
そう語ったポールは、このアルバムの収録曲が自身とバンドメンバーのジョン・レノンに強く影響を与えたもので、「僕とジョンが基本にした曲」だとも語っている。
このアルバムはプロデューサーのトミー・リピューマ、ダイアナ・クラールと彼女のバンドによってレコーディングされ、いつもならピアノ、ベース、ギターなどをアルバムで自ら演奏するポールが今回はボーカルのみに徹した作品だ。「本当に自然と出来上がったもので、ある意味天然、ザ・ビートルズでの作業方法を思い出させてくれたよ。ビートルズの時は曲を持って行って、あれこれ考えて、方法が思いついたら『オッケー、じゃあやってみょう』って言ってたんだ。みんなそれぞれにアイデアみたいなものが浮かんだら、その曲をやってみるってことさ」。
現在タイトル未定のこのアルバムは、2012年2月6日を発売予定にしている。
《RBB TODAY》
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