NTT東日本、家庭の消費電力を見える化する「フレッツ・ミルエネ」発表
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NTT東日本は、家庭の消費電力量や電力会社が提供する電力供給情報を可視化することで、家庭内の節電およびCO2削減をサポートする「NTT東日本-電力見える化サービス(仮称)」を2011年7月からトライアル提供してきたが、本格サービスとして広く利用したいというニーズが高いことを踏まえ、2012年1月下旬(予定)より、「フレッツ・ミルエネ」として提供開始する。
「フレッツ・ミルエネ」の「家庭内消費電力見える化機能」では、「フレッツ・ミルエネ」対応機器で、家庭全体の消費電力量や家電個別の消費電力量を推計、計測し、「光iフレーム」やパソコン、スマートフォン等ブラウザに表示する。表示方法として、分、時間、日、月単位など設定することが可能だ。また、「電力供給情報見える化機能」で、東北電力、東京電力、中部電力)より提供される電力供給情報を、「使用量」「供給能力」「使用率」で数値表示する。
「エコアドバイス表示・読み上げ機能」では、エコに役立つアドバイスを表示するとともに、「光iフレーム」を利用中なら音声で読み上げを利用できる。また、「目標設定機能」により、月ごとの使用電力量目標を設定し、進捗度合いを表示できる。「ランキング表示機能」では、ユーザーが設定した属性(地域・家族構成等)ごとに、電力消費状況の順位が表示される。
「フレッツ・ミルエネ」の初期登録費用は2,100円(税込)、月額利用料は210円(税込)。「フレッツ・ミルエネ」対応の無線親機は工事費1,575円(税込)、月額利用料は105円(税込)。分電盤計測器は工事費525円(税込)、月額利用料は105円(税込)。電源タップは工事費525円(税込)、機器代金は4,200円(税込)。なお、ユーザーが取り付ける場合、工事費は不要となる。現在トライアルに参加するユーザーの85%が自身で設置しているという。新築物件だけでなく既築物件にも設置が可能だ。
《池本淳》
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