ソニー、新規格「XQD」対応のメモリーカードを2月に発売!……書き込み速度1Gbpsを実現
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同メモリーカードは、高速で業界標準のPCI Express(拡張バス・シリアル転送)インターフェースを採用し、ソニーが独自に開発した高速データ処理を可能とするコントローラーを搭載、さらに高速化に適したフラッシュメモリーを採用することで、従来のコンパクトフラッシュでは実現できなかった、書き込み速度1Gbps(125MB/秒)を実現したという。この書き込み性能により、デジタル一眼レフカメラでデータ量が大きなRAW撮影時でも、安定した連写が可能となり、ニコンから発売される、同メモリーカード対応商品「D4」では、約100コマという連続撮影枚数を実現しているとのこと。
サイズは約29.6mm×3.8mm×38.5mmで重さは約10g、16GBタイプの「QD-H16」と32GBタイプの「QD-H32」がラインナップされている。発売日は2月15日の予定で、価格はオープンとなっているが、市場推定価格は「QD-H16」が20,000円前後、「QD-H32」が33,000円前後とされている。
また、XQDメモリーカードと同時に、USB3.0対応のカードリーダー「MRW-E80」、さらに、エクスプレスカードスロット搭載のパソコンで利用可能なXQDエクスプレスカードアダプター「QDA-EX1」も同時に発売する。
※XQDは、サンディスク、ソニー、ニコンが提案し、2011年12月7日に国際的な標準化推進団体であるコンパクトフラッシュアソシエーションから採用が発表された次世代メモリーカード規格。速度理論値は2.5Gbps、将来的には5Gbpsに対応予定。また、技術的には理論上2テラバイトを超える大容量化が可能とされている。
《白石 雄太》
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