スピルバーグ監督最新作「戦火の馬」プレミアで英王室キャサリン妃が涙 | RBB TODAY

スピルバーグ監督最新作「戦火の馬」プレミアで英王室キャサリン妃が涙

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「戦火の馬」ロンドンロイヤル・プレミアに出席したウィリアム王子(左)とキャサリン妃(中央)
「戦火の馬」ロンドンロイヤル・プレミアに出席したウィリアム王子(左)とキャサリン妃(中央) 全 2 枚
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 スティーブン・スピルバーグ監督最新作「戦火の馬」のロンドンロイヤル・プレミアが、現地時間8日(日本時間9日未明)に、ウィリアム王子とキャサリン妃も出席して行われた。

 今回の「戦火の馬」ロンドン ロイヤル・プレミアは、英国王室ウィリアム王子とハリー王子が運営する慈善団体のチャリティイベントとして開催。ウィリアム王子夫妻が結婚後、初の映画プレミア公式出席となり、会場のロンドン・レスタースクエアはファンの大歓声に包まれた。

 キャサリン妃はアリス・バイ・テンパリーの黒のドレスで登場。折からの小雨を避けるように王子がキャサリン妃に傘をさしかけ、一つの傘でゆっくりとレッドカーペットを歩いていく。2人は会場のオデオン劇場でスピルバーグ監督らスタッフ&キャストと丁寧に言葉を交わしていた。

 プレミアの翌朝、英BBC放送の生番組に出演したスピルバーグ監督は、隣の席で鑑賞していたキャサリン妃が上映中ティッシュで涙をぬぐっていたと証言。ティッシュはキャサリン妃の様子に気づいたスピルバーグの妻ケイト・キャプショーがスピルバーグ監督越しにキャサリン妃にそっと手渡したものだという。

 「戦火の馬」は、第一次大戦前夜のイギリスの農村が舞台の少年と馬との絆を描いたヒューマンドラマ。貧しい農家にひきとられた一頭の美しい馬ジョーイは、この家の息子アルバートとかけがえのない絆で結ばれる。だが、開戦によってジョーイはアルバートから引き離され、英国軍の軍馬として最前線に送られてしまう。死と隣り合せの過酷な日々の始まりは、ジョーイの驚くべき旅の始まりであり、彼がやがてめぐりあう戦時下の人間たちの、切なくも美しいドラマの始まりだったというストーリー。ジェレミー・アーヴァイン、エミリー・ワトソン、デヴィッド・シューリスらが出演する。

 同映画は、日本では3月2日から全国ロードショー公開される。

《関口賢》

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