旺文社が広尾学園にiPadアプリを提供、学習効果の検証へ

　旺文社は1月12日、同社が2011年11月に刊行した「英単語ターゲット1900（5訂版）」および、同書籍をライセンス許諾して物書堂が開発したアプリケーション「英単語ターゲット1900」を提供して、広尾学園中学校・高等学校で、iPadを用いた英語学習を実施すると発表した。

　広尾学園高等学校医進・サイエンスコースでは、1人1台iPadを所有し、研究、調査、スケジュール管理等に活用している。今回、同コースの高校1年生38名に、旺文社より書籍「英単語ターゲット1900（5訂版）」および、iPhone・iPod touch・iPad向けアプリケーション「英単語ターゲット1900」を提供。授業内で活用するだけでなく、自学自習による自宅や通学中といった学習環境・時間の拡大や、反復的な学習への意欲を上げることを促すという。

　日々の学習時間は、広尾学園が独自に持つ学習管理ツールを用いてiPadで集計。2012年2月末までに合計3回の単語テストおよびアンケートを実施することにより、語彙量の変化や語彙の定着度、学習環境や学習方法などの変化を測る予定だという。なお、同件については、3月以降に追加報告を発表する予定。

◆英単語ターゲット1900

価格：600円
対応機種：iPhone・iPod touch・iPad
※iOSヴァージョン4.3 以降

◆英単語ターゲット1900（5訂版）
体裁：新書判3色刷／赤セルつき
定価：1,050円
対象：センター試験～国公立大2次試験、難関私大受験まで
特典：無料音声ダウンロードサービスつき