北別府学投手は、現役時代広島カープのエースとして活躍。82年の最多勝、沢村賞などを授賞し通算213勝を挙げた。94年引退。
故・津田恒実投手は82年に新人王、86年には抑えとして22セーブを挙げリーグ制覇に貢献した。「炎のストッパー」と称され、直球主体の投球が人気を博したが、病気のため91年に現役引退。翌92年、脳腫瘍のため死去した。ともに広島の黄金時代を支えた2人の投手が今回殿堂入りを決めた。
野球殿堂のプレーヤー表彰は約300人の記者らによって投票。対象者のなかから75%以上得票した人が殿堂入りとなる。