説明会では、下り110Mbpsの最高伝送速度を実現するという「AXGP」(Advanced eXtended Global Platform)の回線を使った、デモンストレーションが行なわれた。
デモでは、有楽町方面から東京駅に向かうバスの中で通信速度のようすを公開、移動中の通信速度は平均で20Mbps以上、東京駅周辺の一番電波状況の良い場所では60Mbpsを記録した。
Wireless City Planningが提供するサービスでは、基地局を細かく配置するマイクロセル化により、移動の際には基地局をハシゴする場面が多くなるのだが、今回のデモでは通信の途絶はなかった。デモンストレーション担当者によると「山手線ぐらいの速さであれば、ユーザー体験として通信途絶を感じることはない」という。
このほか車内では、HD動画の再生や、『iPad』を使ったFace timeの実演などが行なわれたが、いずれも問題ない通信品質であることを示した。