アクセンチュアとドコモ、「リモートテストセンター」を活用したスマホアプリ開発支援サービス開始 | RBB TODAY

アクセンチュアとドコモ、「リモートテストセンター」を活用したスマホアプリ開発支援サービス開始

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リモートテストセンターの概要
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 アクセンチュアとNTTドコモは19日、コンテンツプロバイダ(CP)向けに、「リモートテストセンター」を活用した開発支援サービスを、2012年3月下旬より提供することを発表した。ドコモのdメニュー掲載CPから提供を開始し、順次サービス対象を拡大する。

 通常CPは、独自にスマートフォン実機を購入し、コンテンツの動作検証を行っているが、実機購入費用など開発負担が増大している。この開発支援サービスは、コンテンツプロバイダがスマートフォン向けのコンテンツを開発する際、インターネット経由で遠隔地からコンテンツ(アプリ等)の実機動作検証を可能とするもの。CPは、時間や場所の制約を受けずにパソコンからリモートテストセンターにアクセスするだけで、実機を購入せずに、開発したコンテンツの実機動作検証が可能となる。

 アクセンチュアとドコモは、本取り組みを通して、CPの開発負担を軽減し、より効率的かつ迅速にコンテンツ開発が行える環境を整備することで、dメニュー等におけるスマートフォン向けコンテンツの品質向上およびコンテンツの拡充を推進するとしている。ドコモがサービスを提供し、アクセンチュアは、リモートテストセンターを会津大学(産学イノベーションセンター)に設置し、運営、研究活動を行う。

 なお、会津大学 産学イノベーションセンターにリモートテストセンターを設置する取り組みは、2011年8月1日からアクセンチュアと会津若松市、会津大学の3者が共同で推進している、会津若松市を拠点とした福島県の産業振興・雇用創出、および会津大学を中心としたICT産業集積、産学連携研究開発に向けた具体的な成果の第一弾とのこと。

《冨岡晶》

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