入手困難な冊子、電子書籍に……三才ブックスの無線機の資料集、ヤフオクで高騰も
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今回電子書籍アプリとなったのは、月刊誌「ラジオライフ」の別冊として1984年11月に発刊された「魅惑の軍用無線機 第1巻」、2002年11月号別冊付録「受信機&無線機 徹底使用リポート 総集編part1」、2002年12月号別冊付録「受信機&無線機 徹底使用リポート 総集編part2」の3冊。いずれも当時の印刷物からスキャニングした電子ブックとなっている。価格はいずれも350円。
「魅惑の軍用無線機 第1巻」は、アメリカ軍と旧日本軍の第2次世界大戦、朝鮮戦争で使用された軍用無線機を中心に、大判の写真を用いて各機種を解説した内容となっている。これらの無線機は、終戦でその多くが廃棄されたり、改造されてしまい、オリジナル状態のものは現存数が少なく紹介した書籍は当時より皆無だった。定価は2,000円だが、現在ヤフオクなどでは1万円以上の価格で落札されている貴重な資料集だという。
一方「受信機&無線機 徹底使用リポート 総集編part1」は全164ページ、37機種分(アイコム、アルインコ、エーオーアール、東野電気、日生技研)を掲載。「受信機&無線機 徹底使用リポート 総集編part2」は全138ページ、29機種分(ケンウッド、スタンダード、ソニー、まるはま、ユピテル工業)を掲載した。ラジオライフ編集部が市販品を1台1台購入したという内容で、今回の電子書籍化により型番やキーワード入力により検索可能となっている。
《冨岡晶》
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