Webページの表示を自動高速化するソフトウェア「FastPage」が販売開始
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「FastPage」は、サーバーにインストールするだけでWebページの読み込み高速化を実現するソフトウェア。HTMLやCSSの調整は必要なく、導入先サイトを改変せずに、コンバージョン率改善やアクセス数アップ、検索エンジン最適化が図れるとしている。同社の公式Webサイトを利用したテストでは、約2.3倍の読み込み高速化を達成したとのこと。
主な機能としては、ファイルサイズの小さな画像やJavaScriptをHTMLやCSSソース内にインライン展開する機能、GZIPによる通信内容の圧縮、サーバーサイド・ブラウザサイドでのキャッシュの活用、Memcached、APCを利用したキャッシュ処理の高速化などが挙げられる。また、クラウドプラットフォームに画像・JavaScriptなどの静的コンテンツを自動アップロードし、CDNを手軽に構築することも可能。対応するクラウドプラットフォームおよびサービスは、Amazon S3、Amazon CloudFront、Windows Azure Blob Storage。さらに、スマートフォンサイトにも対応可能とのこと。
導入可能なWebページは、静的なHTMLファイルによるページや、PHPファイルによるページなど。動作環境はApache2.0.0以上、PHP5.1以上。ライセンス費用は、2か月間の導入サポートの付いたシングルライセンス(1ドメイン、1サーバ)が52,500円。導入代行と、期間無制限サポートの付いたシングルライセンス(1ドメイン、1サーバ)+導入フルサポートの場合、初期費用210,000円、年間保守費用が毎年52,500円となっている。また、機能が限定されたオープンソース版も公開されている。
《白石 雄太》
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