2011年の半導体市場、アップルが需要を拡大し世界最大の顧客に……ガートナー調べ
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この数値は、前年比でおよそ18億ドル、1.8%の増加になる。2011年の上位10社には、米州、アジア・パシフィック、日本からそれぞれ3社、欧州から1社がランクイン。過去5年にわたって急速な成長を続けてきたAppleが、2010年の第3位から2つポジションを上げて、2011年、半導体市場における世界最大の顧客になった。なお日本からは6位、7位、10位にそれぞれ、ソニー、東芝、パナソニックがランクインした。
DRAM価格が2011年に急落するなどの要因により、多くのPCベンダーが半導体需要を減少させたが、AppleはMacBook Airの成功によって、PC事業において半導体の需要を拡大。スマートフォン、タブレット分野でも成功を収めている。
ガートナージャパンによると、日本の半導体市場は、デザインTAMにおいて縮小し続けているとのこと。2011年は大震災や急激な円高といった要因により、さらに市場が縮小したとしている。
《冨岡晶》
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