プラットフォームごとに新たな脅威--12月のウイルス脅威 Dr.WEB
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株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は1月30日、「2011年12月のウイルス脅威」をまとめ発表した。12月は、ウイルスに関するイベントの比較的少ない月となった。初旬には、Dr.WebのアナリストがAndroid向けプログラムのカタログ内に潜むマルウェアを検出するための特別検査を実施し、45個の悪意のあるアプリケーションを発見した。それらのほぼすべてが、ユーザの承諾なしに有料の番号にSMSを送信する、古くから知られるトロイの木馬「Android.SmsSend」ファミリーに属するものであった。ただし、今回のような大量配信は初の事例となる。
また同社では、モバイルユーザを攻撃する目的でハッキングされたロシア語のサイトを100個以上発見した。サイバー犯罪者達がスマートフォンおよびタブレットPCのユーザを標的とする傾向が顕著になってきたとしている。一方で、Windowsを狙った新たなバックドア「BackDoor.Pads」を発見、機能は標準的なものの、感染したPCを乗っ取られる危険性がある。さらに、Bitcoinの電子通貨をマイニングし、Mac OS Xユーザのパスワードを盗むトロイの木馬「Trojan.Merin.3」を含んだファイルも確認されている。
また同社では、モバイルユーザを攻撃する目的でハッキングされたロシア語のサイトを100個以上発見した。サイバー犯罪者達がスマートフォンおよびタブレットPCのユーザを標的とする傾向が顕著になってきたとしている。一方で、Windowsを狙った新たなバックドア「BackDoor.Pads」を発見、機能は標準的なものの、感染したPCを乗っ取られる危険性がある。さらに、Bitcoinの電子通貨をマイニングし、Mac OS Xユーザのパスワードを盗むトロイの木馬「Trojan.Merin.3」を含んだファイルも確認されている。
12月は比較的静穏も、プラットフォームごとに新たな脅威--12月レポート(Dr.WEB)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》