ノキア1位は変わらず、アップルが3位に躍進!……2011年の携帯電話販売台数調査
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
調査対象は全世界で、スマートフォンを含む携帯電話。2011年通期で出荷台数トップはノキアで、4億1700万台。ただし、前年比では7.9%減少している。2位サムスンは3億2940万台で17.6%の増加。3位はアップルで9300万台。前年比は驚異的な96.2%の増加となっている。この大躍進によりLG電子、ZTEを抜きさって5位から3位に上昇した。
アップルは2011年第4四半期だけで通期の40%近い3700万台を出荷している。昨年10月に発売したiPhone 4Sがいかに爆発的に売れたかが伺われるデータといえる。また、すでに旧モデルとなったiPhone 3GSが低価格を武器に現在も相当数売れ続けており、全体の数値を押し上げるのに貢献している。
トップのノキアは2位以下を引き離しているものの、その内訳は従来のフューチャーフォンや、すでに開発を終了したSymbian OSのスマートフォンがほとんど。今後もトップを守れるかどうかは昨年発売したWindows Phoneにかかっているといえる。
2位のサムスンはスマートフォンのみの販売台数では、アップルとの競争を制して2011年通期でトップとなった。現在はフューチャーフォンも相当数販売しているが、今後はスマートフォンの比率が高まる見込み。
《山田 正昭》
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