KDDIがMNPで4ヶ月連続1位、純増数ではソフトバンクがトップに返り咲く
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携帯電話の合計契約数は、122,251,100件(対前月比増0.4%)となった。事業者別では、NTTドコモが純増85,800(前月429,900)で累計59,710,200件。auグループが純増181,100(前月294,300)で累計34,479,000件。ソフトバンクが純増226,600(前月377,300)で累計28,061,900件となった。なお、イー・アクセスは2011年12月分からTCAへの契約者数提供を取りやめている。
PHSはウィルコムが純増47,900(前月増47,600)となり累計4,359,200件。BWA(Broadband Wireless Access)契約数は、UQコミュニケーションズが純増195,100(前月287,800)で1,883,900件となった。
先月は、PS VitaとXiの好調により、ドコモが21か月ぶりに首位となったが、ソフトバンクが再び首位を奪回した。一方でiPhone 4S以降も新スマートフォンを積極的に展開しているauが堅調で、ソフトバンクに肉薄する結果となった。
KDDIは、純増でソフトバンクに次ぐ2位だったが、ナンバーポータビリティ(MNP)利用状況の差し引きでは53,300件の転入超過。これで10月から4ヶ月連続でMNPトップとなる。ソフトバンクが40,600件の転入超過でKDDに次ぎ、ドコモは99,300件の転出超過となっている。
KDDIの広報部は「年末商戦が一段落してiPhone 4Sが店舗に行き渡るようになり、全部入りのARROWS ZやDIGNOといった冬春モデルはフィーチャーフォンからスマートフォンへの機種変更をされる方にとくに人気。先週末に出たINFOBAR C01やGALAXY S II WiMAXなど幅広いラインナップで春商戦に臨みたい」と期待を寄せる。また、指定の固定回線とスマートフォンを契約するとパケット通信料がセット割される「auスマートバリュー」も2月14日から受付が開始される予定だ。
来月以降もKDDIとソフトバンクとの熾烈な純増数/MNP数争いを繰り広げるのか、ドコモが盛り返すのか、春商戦に向けて各キャリアの動向も気になるところだ。
《RBB TODAY》
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