オリンパス、往年の名機を継ぐマイクロ一眼「OLYMPUS OM-D」……5軸手ブレ補正機能搭載
IT・デジタル
デジカメ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
ペンタックス、デザインにこだわるデジタル一眼「K-01」……1cm以下の薄型単焦点レンズも
-
ニコン、高画質3,630万画素デジタル一眼レフ「D800」を3月発売

同社直販サイト価格は、ボディ単体「OLYMPUS OM-D E-M5 ボディー」が104,800円、標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」付きの「OLYMPUS OM-D E-M5 レンズキット」が129,800円。
同製品は、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「CP+(CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW)」(2月9日~12日)に出品する。
「OLYMPUS OM-D」は、1972年に発売された35mm判フィルムの一眼レフカメラ「OLYMPUS OM-1」(73年に「OLYMPUS M-1」から名称変更)に始まる「OM」シリーズからシステム一眼の伝統をデジタル化して受け継ぐというモデル。直線を基調としたデザインを採用。筺体にはマグネシウム合金を使用し、カメラ上部にもマグネシウム合金と底部のアルミをあわせて強度を確保した。
また、ボディの各所にシールドを施した防塵・防滴構造とし、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」を装着した場合にはボディとレンズのともに防塵・防滴構造となる。今回同時に発表する防塵・防滴型のフォーサーズアダプタ「MMF-3」を使えば、フォーサーズシステム規格に準拠した12本の防塵・防滴レンズを活用できるとしている。
有効画素数1,605万画素と4/3型ハイスピードLive MOSセンサー、画像処理エンジン「TruePic VI」を搭載。高画質撮影を可能とし、静止画撮影時の最高感度はISO 25,600に達する。電子ビューファインダーと3型有機ELディスプレイを装備し、ディスプレイは静電容量式タッチパネルで、上80度/下50度に角度調整可能な可動式とした。
手ブレ補正は、従来からの水平/垂直の2軸に加え、2方向の並進のぶれと光軸回転のぶれに対応する5軸式とした。5軸対応手ぶれ補正機能を搭載するのは、レンズ交換式カメラ(電子式手ブレ補正を除く)として世界初をうたう(同社調べ、2月8日現在)。ファインダー内の画像の手ぶれも補正機能や、動画撮影中の手ぶれ補正「MSC-IS」も備えた。
そのほかの特長として、高速オートフォーカスを可能とする「FAST AF」システムや、動体追尾機能を充実した「3D トラッキングAF」、35点エリアAF、常時フォーカシングを続けるフルタイムAF機能を搭載。高速連写機能は9コマ/秒、オートフォーカス追従での連写機能は最高4.2コマ/秒とした。
記録形式はRAW/JPEG/JPEG+RAWで、フルHDの動画撮影に対応、動画の記録形式はMOV(MPEG-4AVC/H.264)、AVI(Motion JPEG)。記録メディアはSD/SDHC/SDXC(UHS-I/Eye-Fiカード対応)。インターフェースはHDMI/USB/AV/リモコンなど。バッテリはリチウムイオン充電池。本体カラーはブラック/シルバー。本体サイズは幅121×高さ89.4×奥行き41.9mm(突起部除く)、重さは約425g(バッテリ/メモリカード含む)。
《加藤》
特集
この記事の写真
/