ホイットニー・ヒューストン、死亡前に目撃された奇行
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また、室内からはロラゼパムやヴァリウム、ザナックスといったホイットニーが不眠症の治療薬として使用していた処方薬のボトルが6本発見されている。その死亡する2日前の9日(木)早朝、ハリウッドのナイトクラブ、トゥルーからの去り際、混乱した姿で、目を見開き、手首には引っかき傷と、足から血を流しているホイットニーの姿が目撃されていた。
12日(日)に予定されていたクライヴ・デイヴィス主催のグラミー賞前夜祭にてパフォーマンスを披露するため同ホテルに滞在していたホイットニーは、翌10日(金)に友人とパーティーをし、お酒を飲んでいる姿も目撃されていた。また、日中にもびしょ濡れの髪におかしな上下を組み合わせて着るという奇行も目にされている。
そのホイットニーの元夫ボビー・ブラウンは、ホイットニーの死去を受け、新たに結成したグループ、ニュー・エディションとしてミシシッピで予定されていたコンサートを涙ながらにこなし、歌の最後にボビーは空を見上げ、キスを投げかけ「愛しているよ、ホイットニー」と大声で叫んでいた。
1992年から2007年まで結婚していたホイットニーとボビーは、重度の薬物中毒に悩んでいるなど、不安定な関係を送っていたことで知られる。しかし、2009年に結婚生活を振り返ったホイットニーは、ボビーに強い感情を抱いていたと話していた。「彼をとっても愛していたわ。彼が私のドラッグだったの。彼なしじゃ何も出来なかったわ」
この突然の死を受けて、ホイットニーの遺族は「想像を絶する悲劇で、彼女がいなくてとても寂しくなるでしょう」と声明文を発表している。
《RBB TODAY》
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