ジャスティン・ティンバーレイク主演映画『TIME/タイム』、もうひとつの見どころ
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人類が科学技術によって老化を克服した近未来。25歳で生体成長が止まると余命は1年。寿命を延ばすためには“時間”を買わなくてはいけない。裕福な者は永遠に生き続け、貧しい者は明日の“時間”を買うための労働を強いられる。
そんな世界の謎に1人で挑む“貧しい世界”の男と、その男に惹かれていく“富める世界”の女。2人は、タイムキーパーの追跡と余命のカウントダウンから逃れ、自由を手にすることができるのか?
監督はデジタル時代の真実をあぶり出す鬼才アンドリュー・ニコル。主演は『ソーシャル・ネットワーク』のジャスティン・ティンバーレイク、共演は『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライド。
劇中に登場する車が1960〜70年代のビンテージカーというのも見どころだ。主人公が“寿命59年”と引換に購入するのは70年代のジャガー『Eタイプ』。タイムキーパーたちが乗るのはダッジやプリムスなど、60〜70年代のアメリカンマッスルだ。
ビンテージカーを採用した理由を監督のニコルは次のように話す。「貧しい者は新しい“何か”を作り出す余裕を持てず、新しい車も新しいテクノロジーも生まれない。金持ちには何かをやろうという動機がない。100年後も自分は生きているのに、新しい車を発明する意味があるのか?」。
『TIME/タイム』は2月17日(金)より、全国ロードショー。配給は20世紀フォックス映画。
ジャガー Eタイプ は寿命59年分 映画『TIME/タイム』
《高木啓@レスポンス》
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