NEC、LTEフェムトセル基地局を販売開始……企業・家庭向けの屋内2タイプ
ブロードバンド
テクノロジー
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
イー・アクセスとエリクソン、WCDMAとLTEのミクスト・モード・ソリューションを開始
-
IIJ、個人向けLTE接続サービスを提供開始……モバイルWiFiルータも発売

このLTEフェムトセル基地局は、屋内のブロードバンド回線を通して、通信事業者のコアネットワークに接続するとともに、基地局と端末の間はLTEで接続するものとなる。初期設定などの作業が不要なプラグ&プレイを実現。さらに、屋外のLTE基地局など異なるネットワークのなかに設置した場合でも、自動で電波の干渉を制御する技術を採用することで、高い通信品質を実現したのが特徴。出荷は2012年第2四半期の予定となっている。
NECはこれまで、グローバルで18の通信事業者とフェムトゲートウェイから基地局までトータルで提供するフェムトセルシステムの納入契約、39件のトライアルを実施している。特に、海外ではRAN-GW方式(Radio Access Network-GateWay、通信事業者の既存コアシステムに接続する方式)に力を入れているとしている。なお、NECは、新製品を、本年2月27日から3月1日までスペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress2012」のNECブースにて展示する予定。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/