HPの第1四半期決算、予測下回りCEOが声明を発表
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売り上げは300億ドルで前年同期の7%ダウン。利益は15億ドル(1株あたり73セント)となっている。予測では売り上げが306億7000万ドル、利益は1株あたり87セントだった。この結果を受け、同社では第2四半期の見通しを下方修正した。
地域別の内訳を見ると、南北米では、第1四半期の売り上げは9%減の132億ドル。欧州、中東、アフリカは4%減の117億ドルだった。アジア太平洋地区では10%減少して52億ドルだった。部門別ではすべての部門が売り上げを減らしており、コンシューマー向けPCの出荷台数は18%、企業向けPCは7%減少した。
HPのCEOであるメグ・ホイットマン氏は「我々は投資のため、成長のために節約をしなければならない」と述べ、コスト削減で収益性を改善する方向性を示した。また、「数年に渡る旅」という表現で、巨大企業であるHPの効率改善には時間がかかるとの認識を示した。
《山田 正昭》
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