「HTC One」は今後のHTCのスマートフォンの統一ブランドとして使用される。これまでキャリア名の陰に隠れてしまうこともあったHTCのブランドイメージを向上させる狙い。
発表された3機種の最上級モデル「HTC One X」は、クアッドコアのNVIDIA Tegra 3プロセッサを採用し、4.7インチ、解像度1280×720の液晶を搭載するなど極めて高いスペックを誇る。OSはAndroid 4.0。
中級機の「HTC One S」は1.5GHzのデュアルコアプロセッサや4.3インチの有機ELディスプレイを搭載。低価格モデルの「HTC One V」はシングルコアプロセッサと3.7インチのディスプレイを採用する。
また、HTC Oneシリーズ共通の特徴として強力なカメラ機能がある。F2.0の明るいレンズに独自の8Mピクセルのイメージセンサを組み合わせており、HTC One Xではさらにゼロシャッターラグ、コンティニュアスAFによる撮影が可能なフルHD動画機能などを備えている。