50メートルほどの通路を抜けると、おなじみのマスコットキャラ「Droid」が出迎えてくれる。ブースの中央には、ビジネスやエンターテインメントなど様々な利用シーンにフォーカスしたAndroid活用事例が紹介されており、周縁部にはデザインや音楽、ノベルティなどのコーナーが配置されている。
また2階席にはラウンジや1階に降りる滑り台も設置され、この滑り台に乗ると滑り降りる瞬間を撮影してプリントアウトした写真をプレゼントするというサービスも。このほか、Droidのデザインによる端末カバーのデコレーションやDroid人形を取るUFOキャッチャーなどもある。時折Ice Cream Sandwichを配ったり、飴やスムージーを提供するといったサービス精神も旺盛。さながらテーマパークのようだ。
その展示内容はハードウェアとアプリケーションサービス全般をまたぐため非常に多岐に渡る。個々のコーナーに立ち寄って話を聞いていたらおそらく1日でも足りないだろう。多種多様なサービス群がAndroidという開かれたプラットフォームの上で展開されているということを、ユーザー体験として得られるような配慮が各所でなされているのが印象的だった。