撮影後にピント調整できる!新技術搭載のデジタルカメラ「LYTRO」、出荷開始
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従来のカメラでは撮影時にピント合わせが必須で、失敗すればピンぼけ写真になってしまう。また、高速なAF機能を搭載したカメラでも、ピント合わせをしている間にシャッターチャンスを逃すことはよくある。しかし、LYTROは撮影時にピント合わせの必要がなく、撮影した写真に対してピントを調整することができる。
たとえば花畑の花の写真を撮影するとき、撮影時にはピントを気にせずに撮影。撮影後、写真をパソコンで表示し、手前に大きく写っている花をクリックすればその花にピントがあって、バックの花畑がぼけた写真になる。逆にバックをクリックすれば花畑にピントがあって、手前の花はピンぼけになる。写真に対するピント合わせ操作は下記関連リンクの「作例写真」で実際に体験することができる。
メーカーのLYTRO社はこのカメラを開発したRen Ng氏が創業した新しい企業で、このカメラが最初の製品となる。カメラ本体は四角い棒状の形で、重さは210グラムほど。8倍の光学ズームを備えている。16Gバイトのメモリを搭載したモデルで750枚の撮影ができる。価格は16Gバイトモデルが499ドル、8Gバイトモデルが399ドルとなっている。
《山田 正昭》
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