コダック、写真共有サービスをShutterflyに2380万ドルで売却 | RBB TODAY

コダック、写真共有サービスをShutterflyに2380万ドルで売却

エンタープライズ 企業
Kodak Gallery
Kodak Gallery 全 2 枚
拡大写真
 破産保護法下で事業を継続している米イーストマン・コダックは1日(現地時間)、同社の写真共有サービス「Kodak Gallery」の事業をShutterflyに売却すると発表した。売却額は2380万ドル。

 「Kodak Gallery」は2001年からスタートした写真共有サービスで、ユーザー数は7500万人に登る。オンラインでの写真共有サービスだけでなく、手軽にプリントサービスも利用できることから人気を集めている。一方、Shutterflyも写真共有サービスの大手。

 デジカメ事業の立ち遅れから経営破綻したコダックは、経営をコマーシャルプリントビジネスに集中し、それ以外の事業や特許技術は売却する方針を打ち出している。すでにカメラ事業からの撤退を発表しており、今回の売却はそれに続くリストラ策となる。売却はユーザーアカウントのみで、150人あまりいる「Kodak Gallery」の運営スタッフは含まれていない模様。

《山田 正昭》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース